学習会では「考える力を鍛えよう」というスローガンを掲げていますが、
今回は、この考える力について考えてみます。
思考力を伸ばすことを謳っている塾もたくさんあります。
「思考力」・・
似ていますね。何が違うのでしょうか?
我々は考える力について、
もう少し広く捉えています。
中学受験に必要な考える力とは・・
- 応用力
- 質の高い基礎
- 知識が増える学習習慣
学習会ではこのように捉えています。
一つひとつ見ていきましょう。
中学受験を突破する応用力
例えば、読む力、理解する力、気付く力、組み立てる力、工夫する力・・・
こんなところでしょうか。
持っている知識を使う力です。
これによって、「初めて見る」どんな問題でも解くことができます。
中学受験に挑むための質の高い基礎
応用力を支えるのが、質の高い基礎です。
例えば、台形の面積。
(上底+下底)×高さ÷2
このような公式を単に憶えたものは「知識」であって
応用力を支える「基礎」にはなりません。
ただの知識は忘れてしまえば何の役に立ちません。
「台形の面積?公式知らないから出せないよ」
こうなってしまうと、
頭を一切使いません。
三角形が2つ、から出せますよね?
こんな風に思考の元になるような質の高い基礎を習得しましょう。
中学受験に必要な知識が増える学習習慣
知識も大事な要素ですが、週テストが終わったら忘れてしまうようでは困りますね。
漢字を例にとってみましょう。
何も考えずにただひたすら書いてもなかなか憶えられませんし、定着しません。
音、訓、部首に着目することが大事です。
「ごんべん」だから人に何かを伝えるんだな、とか、
吾と組み合わせて語るだな、とか。
人間はコンピュータとは違います。
興味の無いもの、エピソードの無いものを暗記することは苦手です。
関連付けるなど一工夫することで、
知識が増やしやすくなり忘れにくくなります。
いかがでしょうか。
6年生6月くらい、単元学習から総合演習に変わるころ、
塾の順位が大きく入れ替わります。
単元テストで取れなかった子が、
急に実力テストで飛躍することがあります。
伸びる子と伸び悩んでしまう子を分けるのが、
この「考える力」です。
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