各大手塾の対応は様々
4月の時点では、早稲田アカデミーのように双方向のオンライン授業を始める塾、日能研のように動画配信で対応している塾、希学園のように対面授業にこだわり休講としている塾(動画やチャットを使ってフォロー)と対応は各塾によって様々なようです。
学習会ではオンライン授業の開講を準備しています
学習会では、休業要請に応じ一度授業料を返金し通塾を原則ストップしています。そのうえで無料のオンライン授業で塾生のフォローをしつつ、通常授業の代替としてオンライン授業を開講すべく講師のトレーニングをしているところです。
オンライン授業は、使い方によっては対面の授業とは別の利点もあります。対面の授業と比べて遜色のないオンライン授業を提供すべく準備を進めていますので、ご不便おかけし申し訳ございませんが今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます。
2021年に受験する皆さまが注意すべき3つのこと
さて、現6年生つまり2021年に受験を迎える皆さまは例年とは違った厳しさの中で受験を目指すことになります。注意すべき点をお伝えします。
夏期講習や冬期講習が例年とくらべボリュームダウン
小学校が休校をしていますが、塾のようにオンライン授業で代替するような状況にはなっていません。おそらくこれから先、夏休みや冬休みに振り替えを実施するのではないかと思います。学校が動き始めることで、塾では授業時間を縮小するかもしれませんし、山場となる夏休みに受験勉強に充てる時間が激減してしまう事態となるかもしれません。
受験学年としての雰囲気を味わいにくい
四谷大塚は合不合判定テストの会場受験を中止、すべて自宅受験としました。また各中学校でも説明会等のイベントが軒並み中止となっています。また塾でも、オンライン授業を取り入れるなどサポート体制を構築していますが、例年通りのサポート力を発揮することは難しいかもしれません。生徒同士の交流の中で自然に受験意識が育まれることも、先送りになったりしています。受験生としての意識をどう育てていくかが一つのポイントになります。
追い込みの時期なのにほとんど通塾できない
今後、各学校の休校や各企業の休業などの措置によって感染拡大が抑制され、一時的に収束するかもしれません。ですがワクチンの開発・供給も含め集団免疫が確立されて初めて日常に戻りますが、それが今シーズンの受験期には間に合わないことも想定しておく必要があるかもしれません。もし年内に終息していない場合には、12月1月という追い込みの時期に全く通塾できないということも考えておく必要があります。
受験生としてどう過ごしたらいいのか
大変な状況ですが、受験率は下がるかもしれません。過ごし方によっては有利になる受験生もいるかもしれません。「早い時期から受験生らしい過ごし方」ができるかどうかが大きな分かれ道となりそうです。学校も塾もお休みの中で時間を持て余している子もいれば、ここぞとばかりに自分の勉強を始めている子もいます。これから先も変則的に進んでいく中で、時間を有効に使えるかどうかが確実に問われています。
色々な状況を想定してきちんと備えることで、納得できる受験になることを切にお祈り申し上げます。
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