塾では2月が学年の切り替え時。
中学受験に向けて大手の塾に通っている親御さんの中には、進級するにあたって、転塾を検討している方も多いのではないでしょうか。
今回は、その中でも「なかなか大手予備校の下位クラスから脱却できない」というご家庭が転塾を考えるにあたって、注意したいポイントを紹介します。
転塾のポイント①「なぜ」中学受験塾の下位クラスなのかを考える
まず、成績が伸びていない原因を明らかにしましょう。
原因を明らかにすることで次の塾のどこに注目して転塾すべきか、あるいは本当に転塾すべきかがわかるからです。
・先生や塾との相性が悪い
・宿題が多すぎて「こなすこと」に追われてしまいしっかり理解できていない
・前の単元でのつまずきを引きずっている
・本人のモチベーションが低い
などが代表的な理由です。
先生や塾との相性や宿題の出し方などが問題であれば、転塾は効果があるかもしれません。
以前の単元で分からないところがあるのなら、個別指導や家庭教師の併用を検討してもいいでしょう。
モチベーションの問題であれば、環境を変えればやる気が出るのかどうか、転塾より前に本人と話し合う必要があります。
転塾のポイント②中学受験の「勉強のやり方」を教えてくれるか
転塾先を見学するときは「勉強の方法を生徒にしっかり指導しているか」に注目しましょう。
下位クラスの生徒はそもそも「国語が『読解』ではなく『読書』になってしまっている」など、「勉強のやり方」が分かっていないことがほとんどです。
そのため、勉強のやり方を見てくれる塾に通ったり、あるいは経験豊かな家庭教師に自分に合った方法を教えてもらう必要があります。
気になる塾には、問題の解き方や宿題の進め方を具体的にどのように指示しているかなどを聞いてみましょう。
転塾のポイント③タイミング
新5年生への切り替え時、あるいはそれ以前が転塾のタイミングとしてはおすすめ。
なぜならば、基本的に5年生までで単元の習得が終了してしまうため、6年生になってからだと転塾のメリットよりデメリットのほうが大きくなってしまいがちなためです。
親御さんの中には「今は点数が取れているから様子見しようかな」と思ってしまう人もいますが、4年生くらいまでに勉強のやり方をしっかりと身につけられていないと、後々伸び悩む原因になってしまいます。
「子どもが丸暗記に頼ってテストを乗り切ろうとする」「志望校と授業のレベルが合っていない」などの違和感を感じたら、早めに手を打ったほうがいいでしょう。
中学受験の勉強のコツを掴めば、偏差値はぐっと伸びる!
勉強のやり方が分からず、下位クラスにいた子どもは基礎からしっかり学び直すことで偏差値が急上昇することも珍しくはありません。
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また、直接塾まで出向くのが難しい、個別の希望に対応してほしいというご家庭向けに、経験豊かな家庭教師も派遣しております。
学習会では、無料の塾説明会以外に、勉強に関するどんな質問でもOKのなんでも学習相談も行っておりますので、転塾について、どの塾に通わせるべきか迷ったらぜひご相談ください!
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