2018年、一都三県の中学受験率は13.7%でした。もちろんもっと高い地域もあります。
参考 森上研究所 ニューズレター
都内に住んでいると周りに中学受験をする子も多いため、お父様お母様が中学受験をしていない場合でも、中学受験について考える機会が多いのではないでしょうか。
そこで、この記事では中学受験がどういうものなのか、そして中学受験の一般的なスケジュールについて説明したいと思います。
大学受験や高校受験は独学で挑戦するという選択肢もあります。
お父様お母様の中には、「私は塾に通わずに、学校の勉強をしっかりやっていたので大学に合格した」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。これを中学受験に当てはめられるかというとなかなか難しいのが現状です。
中学受験をするためには、専門の進学塾に通わせることが必要です。それにはいくつか理由があります。
小学校の授業は中学受験のための授業はありません。
小中9年間は義務教育期間です。公立小学校の授業は、そのまま公立中学の授業につながるように、基礎・基本を身につけるようにできています。
基礎・基本はもちろん大切ですが、中学入試では、それらをさらに発展させた問題が出題されます。
例えば、変数X、Yを使った「文字式」や、2つの式を作って解を導き出す「連立方程式」の概念は中学校以降に習います。それが中学入試でそのまま出題されることはありませんが、連立方程式のような考え方を理解していないと解けない問題はたくさん出題されます。これは小学校では習わないので、小学校の勉強をしっかりやっていても解けません。
中学3年、高校3年の授業でよく耳にする「お前たちは今年は受験生だぞ〜。もっと頑張らないとだめだぞ〜」といった先生のお小言は、小学校ではありません。受験指導の先生は居ませんし、受験指導室もありません。
まして、小学校高学年は遊びたい盛りです。周りで遊んでいるお友達を横目に一人で頑張れるかというと、やはり小学生にはなかなか難しいところです。
中学受験専門塾に通わせることで、中学受験に特化した授業を受けることができます。また、塾で出会うお友達は同じく中学受験を目指す仲間です。
小学校では提供できない「中学受験のための環境」が整っています。
通常は、新4年生と呼ばれる3年生2月から、6年生の1月までの3年間、通塾します。
「SAPIX」「日能研」「四谷大塚」「早稲田アカデミー」等の大手中学受験塾でも、やはり3年生2月から中学受験のカリキュラムがスタートします。
ざっくりですが、4年生から5年生では単元別に授業が行われます。今週は「つるかめ算」、「江戸時代前期」といった具合です。
これが、6年生の最初くらいには、単元別にすべて習い終わり総合問題が中心になります。「つるかめ算」そのものを習うのではなく、色々な問題をつるかめ算も含めて色々な解き方をしてみましょう、となります。あるいは、地理と歴史が混ざったような問題を解いたりするのです。
もちろん塾によって早い遅いが違いますし、順番が違うこともありますが、遅くとも6年生の夏休み前にはすべての単元が習い終わります。
4年生5年生で、中学受験の基礎を学ぶ。
途中からのスタートすることができないわけではありませんが、5年生ぐらいからの通塾の場合、本人の負担が大きくなるのはこのためです。
前述のとおり、中学受験本科は小学3年の2月から始まります。
このように説明すると「小学3年の2月からなら年明けからでもいいか〜」とゆっくり考える3年生の親御さんも多いのですが、それではほんの少しだけ遅いかもしれません。
通塾を始めるにも、少し準備が必要です。まずは通える範囲にどんな塾があって、それぞれどういう特徴があるのかを調べる必要があります。
ここでは、お子さんにピッタリの塾を探すためのポイントをいくつか紹介します。
中学受験を成功させるためには子どもの性格にあった塾を選ぶことが大切です。中学受験塾にはさまざまなタイプがあります。
首都圏に数十の校舎を抱え、全てマニュアル化されている大手塾もあれば、一人ひとりに丁寧な指導を行うことを売りにしている個別指導塾や少人数制の個人塾もあります。
また指導スタイルも知識重視型で大量の宿題を課す塾もあれば、自習性を重視し自分で考えることを求め、課題も個人差に合わせて個別対応する塾もあります。
どの規模の塾が、どの指導スタイルが、子どもに合うのか正解があるわけではありません。
中学受験を目指している子どもが、「塾の勉強についていけない」「塾の宿題に追われています」「通塾の負担が大きくこのまま続けていいものか悩んでいます」といった塾に関する悩みが多いのも事実です。
多くの場合、塾が悪いわけでも子どもが悪いわけでもなく、子どもと塾が合わないのです。
塾選びの際には、本人の性格を踏まえて、塾の体験や面談に臨みましょう。子どもの性格と塾の相性の大切さはどの塾も認識していますので、よいフィードバックが得られるはずです。
中学受験は4年生〜6年生の3年間と長期間の勝負です。自宅や学校から遠い塾を選んでしまうと、帰宅時間も遅くなってしまい通塾するだけで消耗してしまいます。
「3年間通わせて負担にならないか?日没の早い冬期でも問題ないか?」など、子どもを1年以上通わせるイメージを巡らせて塾選びをしましょう。
またここ数年で、私立中学も大きく変化しています。三田国際のように、元々はこじんまりとした女子校だったのが、共学の進学校として生まれ変わり、人気を集めた例もあります。昔のイメージのままでいると驚いてしまう事もあります。最新のトレンドを確認してみることで塾の情報量も伺い知ることができるかもしれません。
中学受験の本科コースは小学校3年生の2月から『新4年生』として始まりますので、塾もそれに合わせて説明会や体験授業を用意しています。
9月以降に以下のようなイベントが多く開催されています。
・3年生向け塾説明会
・3年生向け体験授業
・3年生向け冬期講習
・3年生の冬には新4年生プレクラスと位置づけた特別講習
などです。
これらのイベントを活用して、いろいろな塾の情報収集をしてみてください。
学習会は東急目黒線・大井町線 大岡山駅から徒歩2分のところにある中学受験専門塾です。
中学受験対策のご相談など受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。
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中学受験は現状、塾に通わせることが必要
大学受験や高校受験は独学で挑戦するという選択肢もあります。
お父様お母様の中には、「私は塾に通わずに、学校の勉強をしっかりやっていたので大学に合格した」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。これを中学受験に当てはめられるかというとなかなか難しいのが現状です。
中学受験をするためには、専門の進学塾に通わせることが必要です。それにはいくつか理由があります。
小学校の授業は、基礎・基本を身に着けさせるカリキュラム
小学校の授業は中学受験のための授業はありません。
小中9年間は義務教育期間です。公立小学校の授業は、そのまま公立中学の授業につながるように、基礎・基本を身につけるようにできています。
基礎・基本はもちろん大切ですが、中学入試では、それらをさらに発展させた問題が出題されます。
例えば、変数X、Yを使った「文字式」や、2つの式を作って解を導き出す「連立方程式」の概念は中学校以降に習います。それが中学入試でそのまま出題されることはありませんが、連立方程式のような考え方を理解していないと解けない問題はたくさん出題されます。これは小学校では習わないので、小学校の勉強をしっかりやっていても解けません。
小学校は受験をする環境ではない
中学3年、高校3年の授業でよく耳にする「お前たちは今年は受験生だぞ〜。もっと頑張らないとだめだぞ〜」といった先生のお小言は、小学校ではありません。受験指導の先生は居ませんし、受験指導室もありません。
まして、小学校高学年は遊びたい盛りです。周りで遊んでいるお友達を横目に一人で頑張れるかというと、やはり小学生にはなかなか難しいところです。
中学受験専門塾に通わせることで、中学受験に特化した授業を受けることができます。また、塾で出会うお友達は同じく中学受験を目指す仲間です。
小学校では提供できない「中学受験のための環境」が整っています。
中学受験のスケジュール:通常、4年生〜6年生の3年間
中学受験対策はいつから始めるのか?
通常は、新4年生と呼ばれる3年生2月から、6年生の1月までの3年間、通塾します。
「SAPIX」「日能研」「四谷大塚」「早稲田アカデミー」等の大手中学受験塾でも、やはり3年生2月から中学受験のカリキュラムがスタートします。
ざっくりですが、4年生から5年生では単元別に授業が行われます。今週は「つるかめ算」、「江戸時代前期」といった具合です。
これが、6年生の最初くらいには、単元別にすべて習い終わり総合問題が中心になります。「つるかめ算」そのものを習うのではなく、色々な問題をつるかめ算も含めて色々な解き方をしてみましょう、となります。あるいは、地理と歴史が混ざったような問題を解いたりするのです。
もちろん塾によって早い遅いが違いますし、順番が違うこともありますが、遅くとも6年生の夏休み前にはすべての単元が習い終わります。
4年生5年生で、中学受験の基礎を学ぶ。
途中からのスタートすることができないわけではありませんが、5年生ぐらいからの通塾の場合、本人の負担が大きくなるのはこのためです。
『新4年生』コースの前に準備しておきたいこと
前述のとおり、中学受験本科は小学3年の2月から始まります。
このように説明すると「小学3年の2月からなら年明けからでもいいか〜」とゆっくり考える3年生の親御さんも多いのですが、それではほんの少しだけ遅いかもしれません。
通塾を始めるにも、少し準備が必要です。まずは通える範囲にどんな塾があって、それぞれどういう特徴があるのかを調べる必要があります。
ここでは、お子さんにピッタリの塾を探すためのポイントをいくつか紹介します。
子どもの性格と塾の相性
中学受験を成功させるためには子どもの性格にあった塾を選ぶことが大切です。中学受験塾にはさまざまなタイプがあります。
首都圏に数十の校舎を抱え、全てマニュアル化されている大手塾もあれば、一人ひとりに丁寧な指導を行うことを売りにしている個別指導塾や少人数制の個人塾もあります。
また指導スタイルも知識重視型で大量の宿題を課す塾もあれば、自習性を重視し自分で考えることを求め、課題も個人差に合わせて個別対応する塾もあります。
どの規模の塾が、どの指導スタイルが、子どもに合うのか正解があるわけではありません。
中学受験を目指している子どもが、「塾の勉強についていけない」「塾の宿題に追われています」「通塾の負担が大きくこのまま続けていいものか悩んでいます」といった塾に関する悩みが多いのも事実です。
多くの場合、塾が悪いわけでも子どもが悪いわけでもなく、子どもと塾が合わないのです。
塾選びの際には、本人の性格を踏まえて、塾の体験や面談に臨みましょう。子どもの性格と塾の相性の大切さはどの塾も認識していますので、よいフィードバックが得られるはずです。
負担にならない距離
中学受験は4年生〜6年生の3年間と長期間の勝負です。自宅や学校から遠い塾を選んでしまうと、帰宅時間も遅くなってしまい通塾するだけで消耗してしまいます。
「3年間通わせて負担にならないか?日没の早い冬期でも問題ないか?」など、子どもを1年以上通わせるイメージを巡らせて塾選びをしましょう。
合格実績や情報量を確認する
塾のホームページや資料で合格実績を確認することができます。塾全体の合格実績だけではなく、校舎ごとの状況やどんな生徒が居てどんな学校を目指しているのかについても面談の際に直接確認してみると良いでしょう。またここ数年で、私立中学も大きく変化しています。三田国際のように、元々はこじんまりとした女子校だったのが、共学の進学校として生まれ変わり、人気を集めた例もあります。昔のイメージのままでいると驚いてしまう事もあります。最新のトレンドを確認してみることで塾の情報量も伺い知ることができるかもしれません。
小学3年生のときの中学受験対策スケジュール
中学受験の本科コースは小学校3年生の2月から『新4年生』として始まりますので、塾もそれに合わせて説明会や体験授業を用意しています。
9月以降に以下のようなイベントが多く開催されています。
・3年生向け塾説明会
・3年生向け体験授業
・3年生向け冬期講習
・3年生の冬には新4年生プレクラスと位置づけた特別講習
などです。
これらのイベントを活用して、いろいろな塾の情報収集をしてみてください。
学習会へのご相談はこちらから
学習会は東急目黒線・大井町線 大岡山駅から徒歩2分のところにある中学受験専門塾です。
中学受験対策のご相談など受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。
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