2020年5月18日月曜日

オンライン授業の実践②メリットと注意点


 学習会でもオンライン授業を始めています。生徒が小学生ですので端末の操作について多少の不安はありましたが、実際にやってみると大人よりも柔軟であっという間に馴染むようです。今回は実際にオンライン授業を始めてみて気が付いた点についてお話しします。

オンライン授業のメリット


対面の授業でしかできないこともあるかもしれませんが、機能を使いこなして工夫をすることによって、カバーできることも多いことがわかりました。かえってオンラインの方が良いかもしれないと思う場面もあります。

授業に集中させやすい


生徒が小学生ですので、隣の子にちょっかいを出してみたり変なところで盛り上がったりすることは日常茶飯事です。それをいなしたりガス抜きさせたりしながら本線に戻したりするのですが、オンライン授業ではこの辺りのコントロールはより簡単にできるようです。

オンライン授業では「隣に人が居ない」状況ですので、飽きさせない工夫さえできれば、集中させるという点でオンライン授業に軍配が上がるかもしれません。


他の先生の授業の様子を見ることができる


塾によりますが、対面の授業では教室に誰かが入ってしまうと雰囲気に影響を与えてしまうので、通常は他の先生の授業を見学をする機会は多くはありません。

オンライン授業では、操作のフォローや接続状況の確認のために頻繁に授業を見学しています。これまで気がつきにくかった生徒の様子をリアルに見ることができ、先生の授業の進行を確認することもできます。


オンライン授業で気を付けておきたいこと


対面の授業とは違った部分で、オンライン授業では配慮が必要な場面があります。


健康面やコミュニケーションへの配慮


2点気を付けていることがあります。1つは普段よりも多めに休憩をとることです。やはり画面を見続けることで体への負担はあると思います。幸い自宅に居るので、極端な話ですが、2時間授業→3時間休憩→2時間授業ということもできます。

もう1つは、生徒同士がコミュニケーションをとれるよう配慮をしています。例えば、休憩時間は先生が離席して生徒同士が自由に会話ができるようにしています。


昔話題になった“ささやき女将”のようにならないように


他の先生の授業を見学できることがメリットと書きましたが、保護者の見学となると話は全く別です。1つはプライバシーの問題です。対面の授業であれば、知らない人がカメラを片手に教室内にいるのと同じような状態なわけで、通常ではありえないことです。

もう1つは、集中の妨げになるということです。オンラインかどうかに限らず、答えそのものを教えてしまうと、考える機会を奪ってしまうことになります。お母様や兄弟姉妹と会話をしているうちに、大事な説明を聞き逃してしまうこともあるかもしれません。

授業の様子を見たい場合は、塾の先生に許可を取った上で別の端末からアクセスして見学しましょう。隣で見ていてもそれはお母様が横にいる我が子の姿でしかありません。


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