グローバル化に対応した英語教育改革実施計画
2014年に文部科学省は「グローバル化に対応した英語教育改革実施計画」を発表しました。
グローバル化に対応した新たな英語教育の在り方として以下のような指針が定められています。
・小学校では、中学年から週1〜2コマ程度の英語の授業を開始し、高学年では英語専科教員による初歩的な英語の運用能力の養成する。
・中学校では、身近な話題について理解し表現できるようにする。授業自体を英語で行う事を基本とする。
・高校では、抽象的な内容も理解でき、ある程度流暢に会話できる能力を養う。
この英語教育改革の影響が中学入試にも大きく影響していくだろうと考え、受験科目に「英語」を導入して英語教育に力を入れている中学校を調べました。
2019年の首都圏中学入試では、計125校が「英語(選択)入試」を実施
首都圏模試センターの情報サイト「受験情報ブログ」によると、125校の中学校が「英語(選択)入試」を実施したそうです。
「英語(選択)入試」とは海外経験などがない、もしくは海外経験はあるけれども帰国生向け入試の基準に満たない一般受験者向けの試験です。
これまでは「国語・算数・理科・社会」の4科目受験、もしくは「国語・算数」の2科目受験が主流でしたが、「国語・算数・英語」の3科目受験や「国語・英語」、「算数・英語」の英語を選択する2科目受験も増えてきています。
過去、学習会に問い合わせがあったり、学習会の塾生が進学した中学校を集めてみました。
志望校選びの参考にしてください。
英語入試を行う、学習会での問い合わせが多い私立中学校
※以下、五十音順です。
跡見学園中学校
市川中学校
大妻中野中学校
開智日本橋学園中学・高等学校
かえつ有明中・高等学校
カリタス女子中学高等学校
共立女子中学校
公文国際学園
慶應義塾湘南藤沢中等部
京華中学校
昭和女子大学附属 昭和中学校
女子聖学院中学校
聖学院中学校
聖ドミニコ学園中学高等学校
桐蔭学園中等教育学校
桐光学園中学校
東京都市大学 等々力中学校
八雲学園中学高等学校
山脇学園中学校
立正大学付属 立正中学校
※その他の英語(選択)入試を実施している中学校はこちら(外部:首都圏模試センター)
グローバル人材を本気で育てる中学校
英語教育に力を入れて、グローバル人材を育てようとしている私立中学校は、学習会に通える生徒の通学圏内でもこれだけあります。
それぞれの学校で高度な英語授業が行われていたり、外国人教師によるオールイングリッシュ授業が導入されたり、また留学制度を整えていたりと様々です。
我が子にどのような教育環境を与えて、どのような人間に育ってほしいかを考えて、それに応えてくれるような学校を選んでください。
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