2012年10月8日月曜日

ノーベル賞受賞の話題が中学入試に出るとしたら

・iPS細胞という名前を書かせる問題
・iPS細胞とは何かを簡単に説明させる問題
・ノーベル賞の種類を書かせる問題
・日本で唯一、平和賞を獲得している佐藤栄作の名前を書かせる問題
・平和賞を受賞する決め手となった、非核三原則に関する問題

あたりは、作問者としての私がパッと思いつく問題です。

もっと重たい問題になると、やはりiPS細胞は医療系の技術ですから、
生命倫理に関する長文記述でしょう。
この手の問題が出題されうるのは、開成・桜蔭の国語や麻布の社会。
あるいは公立中高一貫でも出してくる学校があるかもしれません。

これ以上つっこんだ話になると、1コマぶんの授業になりますのでこのへんでまとめますと、
ご家庭でやっていただきたいのは「こういう話題をお子さんと話す」ということです。

「すごいね」でもいいですし「手術が苦手だから研究の道を進んだらしいよ」でもいいですし、
「どんな素晴らしい社会になるか」や「こういう悪用はされたくないね」ということでもかまいません。

こういった会話で、お子さんが「試験会場の場で答えを組み立てられる材料」を与えてあげてください。
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