中学受験で成功するためには、得意科目を伸ばすべきなのか、弱点を補強すべきなのか?
得意科目を伸ばすべきか、弱点をカバーする勉強をすべきか。
これは中学受験に限らず、どの学年でも頭を悩ませる問題ですね。
私の立場は「状況次第」です。
ズルいですか? ですが実際そういうものでして……。
弱点補強にはメリットとデメリットがあり、中学受験においてはデメリットも大きくなるので、生徒の状況にあわせて学習計画を立てるよう心がけています。
【中学受験における弱点補強のメリット】
2つあります。
1.弱点をクリアすれば、総得点が大きく伸びる
80点とれる科目を100点にするより、50点しか取れない科目を70点にするほうが簡単だ、というのは想像がつきやすいことと思います。
2.弱点がないほうが合格しやすい
模試での総得点が同じ場合は、科目ごとのバラつきが少ないほうが合格しやすい傾向にあります。試験は1発勝負ですので、得意科目でしくじった場合に取り返しがきかないのです。
【中学受験における弱点補強のデメリット】
弱点補強中心の勉強には、1つ大きなデメリットがあります。
苦手なことをやるのはつらいので、モチベーションが下がる
特に中学受験では、受験するのは小学生の子どもです。
苦手なことばかりやらされると、勉強そのものが嫌いになってしまうおそれがあります。
ですので、弱点を補強するまえに得意科目を伸ばすことで、「やればできる」という手ごたえを子どもに感じさせるのは、とても重要なことなのです。
得意科目を絶対的な武器にすることも、弱点部分をカバーすることも、どちらも必要です。なので状況にあわせて、いまやるべきことを適切に選んでいくようにしていきましょう。
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