2015年6月26日金曜日

2020年の新大学入試を見据えた、中学選びをしましょう。

中学校説明会で頻出している重要キーワードとは?

こんにちは。

学校説明会の季節ですね。


ここのところ、
どの学校でも異口同音に繰り返されるキーワードがあります。

・グローバル人材
・アクティブラーニング
・スーバーグローバル大学(SGU)
・リベラルアーツ
・国際バカロレア(IB)
・PISA型学力
・英語4技能

などなど。

 (検索したらたくさん出てきますので割愛)

これらはすべて、一つのことに集約されます。

2020年に導入される「新しい大学入試」です。

詳しくは中教審の答申をご覧ください。
最後の方のまとめだけ見たら十分です。

2020年に導入される新しい大学入試によって中学受験はどう変わる?


要するに・・
生産年齢人口の減少やグローバル化など、社会構造が変わる。
だから、大学教育と大学入試を変えましょう、と言うこと。

具体的には・・
センター試験を廃止して2つのテストを導入する。

新大学入試では・・
「思考力、判断力、表現力」を重視する。



大学入試で問われる能力が変わるわけです。

となると・・
高校、あるいは中高一貫校の大学合格数が大幅に入れ替わる可能性があります。

そうなると・・
中学入試の人気や難易度も大幅に変わります。

中学入試受験生が考えて置かなければならない学校選び


重要なことは・・
これから中学入試をする全員が新大学入試となること。


今現在の大学合格実績はほとんど無価値です。
新大学入試に対応できる学校は伸びますし、対応できない学校は下がります。

これまで以上に学校に足を運んで、しっかり見極めることが大切です。

もちろん学校名は出さないし、ただの想像ですが・・

頭のいい子が集まって、自分たちで勝手に勉強して、先生たちもそのことをよくわかっているような学校は、おそらく変わずにトップ大学に合格者を出し続けるでしょう。

2020年に向けて用意周到に学校改革に取り組んでいる学校の中には、2020年以、大きく降飛躍する学校も出てくるでしょう。

とにかく勉強量を増やすことで、MARCHをなんとか増やそうとしているような学校は厳しいかもしれません。

2020年からの新大学入試の成功を見据えた『考える力』を育てる

従来型の学力観に従うのではなく、
新しい学力観をよく理解して学校選びをしましょう。

その2020年の世の中を想像した動画がSNSで評判になっていました。



英語ですが、全てテキストで書かれていて、イメージ図も用意されているので、
わかる部分もあると思いますが、子供の教育の観点で特に重要だと感じたのは以下の2つのメッセージです。

2:35 Universities will include in their programmes the development of skills such as learning to learn
2:40 And creativity will be highly valued by companies

大学では『学び方』のようなスキル開発の授業を取り入れ、企業では創造性を高く評価するようになっていくそうです。

どちらもこれまでの教育では対応できなかったものだと感じています。

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学習会では、立ち上げ当初から『考える力を鍛える』ことをテーマに、
子供たちに指導をしています。

2020年の新大学入試にもこの『考える力』こそ必要になると考えております。

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