2014年6月25日水曜日

ノーマルなことは良いことだ 田園調布学園

田園調布にある女子校
無宗教、高校募集無し。


大学合格実績
2014年年度卒業生が194名で・・
国公立合格が現役で23
MARCH以上への現役進学率が50%強。
ゆるやかに上向きといった感じでしょうか。


中学入試について
変更点は2つ。

1つは定員
 1日 90から100に変更
 2日 90から80に変更

もう一つは配点。
理社を50点から60点に変更
理社のウェイトを上げるということよりも、
配点3点の問題を増やしたいという考え。
正解に近い2点と不正解に近い1点との差を付けることができる。

変更点は少ないようですが、
良く考えてのことと思いますし、
長期的に良い方向になりそうな気がします。


ノーマルな女子校と言う印象。

極端に大学受験に偏っているわけでもないですし、
ゴリゴリに文武両道を強いるというわけでもありません。

色々な体験をしながら育ってほしいという気持ちを感じます。

世の中に目を向けているのは伝わってくるし、
変化しなければならないという意志も感じます。


今年度から授業改革に取り組んでいるとのことですが、
こちらははまだまだ途上といった感じでしょうか。
目指す所は「アクティブラーニング」とのことですが、
実際の授業は今のところは通常の講義形式がメインのようです。



全般的には、若い先生もベテランの先生も
より良くしていきたいという意気込みを感じます。

今後も継続的に見ていきたい学校です。






校舎は新しくて綺麗で開放的です。

2014年6月21日土曜日

文教大付属とは近くて遠い 立正大付属立正中学

西馬込にある共学校

ざっと
中学から150人
高校から150人

男の子が3分の2くらい


宗教教育について
現在は信仰を強要することは全くなく、道徳的部分の柱といった感じ。

良いも悪いも全くないのですが、
世田谷学園の校長先生が僧侶らしい僧侶といった雰囲気だったのに対して、
こちらの校長先生は僧侶ではなく、普通のおじさんといった雰囲気。


大学受験について
国公立・早慶上理 30名
GMARCH 64名

ちなみに、
高校受験組は大学附属くらいの感覚で来る子が多いとのこと。
ほとんどが中学受験組の実績とみて良いと思います。
逆に部活動の実績は高校受験組が中心ではないかと思います。

「大学受験が最大の目標ではないですよ」
とはっきり言ってくれる数少ない学校な気がします。

ごく近くに、文教大付属があります。
全くスタンスが違います。

広報担当の先生がおっしゃっていました。
どちらかと言うとお母さんよりもお父さんに好かれることが多いように思う、と。
すごくよくわかる気がします。

両校を見比べてみることをお勧めします。


新しい校舎は広く明るくて良い環境です。
通常の説明会に参加させていただきましたが、生徒を信頼している雰囲気がありました。

生徒たちも普段通り
普通に挨拶している子が多い印象。

気になる方は学校説明会に参加してみると良いでしょう。

2014年6月20日金曜日

夏期講習のお知らせ

夏期講習の日程のご案内です。

学習会ホームページからお問い合わせください。


-----
【3年生】
 日程 8/1-5、7-11 全10日
 時間 13:50-16:00
 料金 38,000円

【4年生】
 日程 8/1-5、7-11、19-23 全15日
 時間 9:00-12:10
 料金 71,000円

【5年生】
 日程 8/1-5、7-11、19-23 全15日
 時間 9:00-12:10
 料金 85,000円

【6年生】
 日程 7/26-30、8/1-5、7-11、19-23 全20日
 時間 12:50-19:10
 料金 162,000円

豊臣秀吉の時代の僧侶養成機関が前身 世田谷学園

三軒茶屋にある男子校。
歴史は古く、豊臣秀吉の時代の僧侶養成機関がその前身。


宗教教育について
もちろん強制は無い。
が、比較的しっかり組み込まれている印象。

校門をくぐるときには一礼をし、
禅も授業として行う。

説明会の冒頭、
僧侶である校長先生が仏教、禅の世界観をきちんと語っていました。

好みや信仰はさておき、
はっきりしているという意味では好感が持てます。


大学進学について

東大7・・全員現役
一橋4・・全員現役

2014年卒生の49.3%が現役で、
国公立、防衛大防衛医大、早慶上智に進学。

現役での大学進学率の高さをどうとらえるかは考え方次第。

進路指導部長の先生が言うところの、
“慶早”を頑張って目指すには申し分ない学校。


中学入試について

1日60名
2日100名 うち上位20名が特待生
4日40名

2015年は変更なし。
受験者数が大幅に減っているようなので2016年は多少戻るかもしれません。


禅堂も撮らせていただいたのにピンボケでした。残念。

2014年6月19日木曜日

帰国生が20% 頌栄女子学院

高輪台にある女子校。
ミッションスクール。

帰国生が多く、
ネイティブの英語があちこちで聞こえてくる感じ。

入試については、特段変更はなし。
運営もしばらくはこのままといった様子。


帰国生のレベルは高く、
ほとんどの子が早慶とのこと。

帰国入試の導入が大成功。
大学合格実績を底上げする原動力となっています。


次の一手が
何かあるのかないのか、見守りましょう。

広くてゆったりとした環境は悪くないと思います。

2014年6月18日水曜日

白鴎高校校長をつとめた星野新校長が改革に取り組む 文教大学付属

旗の台にある共学校

幼稚園から大学院まで


5年前に改革に着手。
2年前に前白鴎高校校長の星野氏が新校長に着任。

ちなみに白鴎高校は、
公立中高一貫校としての1期生が東大に5名の合格を出して話題になった学校。


校長先生曰く、
「着任した当時は、方針は良いけど実践できていなかった」とのこと。



ちゃんと勉強をすればMARCHは受かる子が多いと思う。

学校全体が勉強する雰囲気になれば
MARCHの実績がベースになり早慶、あるいは国公立に受かる子も増えてくると思う。


校舎は抜群に綺麗で、
アクセスもまずまず。

大学合格実績もおそらくしばらくは伸びるでしょうね。


都立白鴎を良いものと捉える方も多いでしょうし、
中期的には難易度も上がるかもしれません。

もちろん、
大学合格実績がそれなりに出ることを前提としてのことです。



塾対象の説明会だからなのかどうなのか、
世の中をどう見ていて、どういう教育観を持っているのかについては伝わってきませんでした。

入試問題についても語る場面はありませんでした。

今後実績が伸びてきたときに、
その辺りのことまで一貫したものになっていくのかどうか見守っていきたいところ。

2014年6月17日火曜日

47人で国公立7人 京華女子

白山にある女子校

歴史のある学校とのことで、実際に学校内に入るとあちこちに感じることができる。


ここ数年の大学合格実績は明らかに伸びているようですが、
カリキュラムなどを大幅に変えたりはしていないようです。

国公立    0 → 4 → 7
早慶上理   0 → 2 → 4
GMARCH  0 → 5 → 8
卒業生   32 → 48 → 47
        24年 → 25年 → 26年

(中学受験組 現役生のみ)


生徒数にたいしてなかなかだと思いますが、
要因が見えてこないので引き続き様子を見たいところ。

男子の方と同じく、
授業の雰囲気は悪くないように見えます。

人数が少ないのでそういう意味ではリスクがあるかもしれませんが、
雰囲気など含めて合っている子にとっては良い環境かもしれません。







歴史ある建物で建て替えは出来ないそうです

イノベーション元年 京華中学

白山にある男子校

新教育過程3年目ということで、
イノベーション元年と位置づけている。

先生たちは強気で、
模試の結果的には国公立、早慶の実績はそれなり出そうな見込みとのこと。

すぐに結果が出るほど甘くなくなくて、
最後のラインを乗り越えて合格できる力がどれだけ養えるかどうかはなかなか難しいものです。

それと、こういう時には、
先生達が力み過ぎて雰囲気が悪かったりすることもあったりして、
そうなってしまうと上手くいきません。

が、そういう感じには見えませんでした。
授業の雰囲気は良かったです。

2015年の入試でそれなりの実績を出すことができれば、
中学入試もそれに引っ張られて伸びていく可能性も十分ありそう。


中学入試については適性検査型入試を新設するとのこと。

問題の詳細については秋の説明会を待つことになりますが、
なんとなく都立一貫校の入試問題のようなイメージのようです。

Ⅰ型(国語の総合問題)
Ⅱ型(算理社の総合問題)
とのことですが、2015年の入試では算理社は別個で出題する予定とのこと。

こちらはある意味、
大学合格実績を伸ばすこと以上に難しいかもしれません。

問題作成についても、合否の判断についても、
手を抜かずに緩めずに、初志を貫徹していけることを期待しています。


というわけで、
5年、6年と見ていきたい学校です。

2014年6月6日金曜日

ここ数年で早慶合格増加した伝統の女子校 東京女学館

広尾にある女子校。

伊藤博文、澁澤栄一、岩崎彌之助など明治の有力者により、「諸外国の人々と対等に交際できる国際性を備えた、知性豊かな気品ある女性の育成」をめざして1888年に設立。

小中高大
3分の1が小学校からの内部進学。クラスは分けない。(大学は閉校が決まっていて、25年度より募集停止。


募集人員
 一般130名
 国際38名


「インクルーシブ・リーダーシップ」
女性の特性を活かしたリーダーシップ教育。
福原校長が時間を割いてお話しされていました。

・国際学級に注力
学年1クラスでクラス替え無し帰国枠あり

・大学入試(現役)
 卒業生232
 国公立15
 早慶上理ICU86(37.1%
 GMARCH184(79.3%


ちなみに、2008年・・
 早慶上の理lCU18.4%
 GMARCH30.5%


もちろん上下しながらですが、
明らかに増加しているように思います。

難関大合格増加の要因を広報の先生に伺ってみましたが、
明確な回答は特にありませんでした。


大きな変化といえば、
国際学級の開設くらいでしょうか。

これに伴って、活性化したり集まる生徒が変化したり雰囲気が変わったり、
ということもあるのかもしれません。


・中学入試
1日午後を新設。トータルの募集人員は変えず。


 1日午前 50名
 1日午後 20名 ←2015年度新設
 2日午後 30名 ←昨年新設(2013年度3.7倍、2014年度2.1倍)
 3日午前 30名



吉祥女子のような「文武両道」とも
品川女子のような「グローバル」とも明らかに違う路線。


「伝統校」と言うほか説明しようがありません。
気になる方は実際に足を運んで雰囲気を肌で感じると良いと思います。




広尾の赤十字病院の真ん前。


卒業生には夏目雅子さん。
他には宝塚の方が多いようです。
ちなみに芸能活動は禁止とのこと。

-----
学校説明会 7/19、9/9、10/25、12/22
入試説明会 11/15
オープンスクール 6/21、10/4
創立記念祭 10/8・9

詳しくは・・
東京女学館ホームページ


2014年6月5日木曜日

学校説明会の回り方

こんにちは。

塾対象説明会の季節ということであちこち回ってはブログに感想を掲載しています。

データは見ればわかるので、
ただ感じることを書いています。


私が学校に行った時には、
実態と評価(難易度)ギャップがどれだけあるかが気になります。


例えば、
しっかりした理念があってそれなりの大学合格実績が出ていて、
偏差値や倍率がそれに見合っていれば特に言うことはありません。

中身が伴っていなければ、いずれは下がるだろうと思いますし、
中身がしっかりしていれば、中長期的には伸びると感じます。


今現在の偏差値や大学合格実績だけでは
学校選びのモノサシとしては心もとないように思います。

 ・自己分析と環境分析がしっかりできているかどうか
 ・理念やミッションが明確かどうか
 ・改善する場合は、そのプランが明確かどうか
 ・生徒と先生の関係

目指す方向性はさておき、
こんなところに着目してみてはどうでしょうか。



これから学校回りを考えている皆さまへアドバイス。

先入観で絞り込むのはお勧めしません。
まずは学校を見る目を養うことが大切です。

「うちの子は女子校しか合わない」というように考えるのは良いですが、
見に行く学校を絞り込むのはその後です。

共学校も見てみるのも良いかもしれません。
敢えて男子校を見ても面白いかもしれません。

改めて女子校の、女子教育の何たるかが見えてくるかもしれません。



6年間、あるいは10年間を過ごす大事な場所です。

ピッタリな学校を見つけましょう。

2014年6月4日水曜日

早慶を目指せる文武両道の女子校 吉祥女子

吉祥寺(最寄りは西荻窪)にある女子校。

募集234名(2015年入試 サンデーショックで1日を増加)

帝国書院を創設した守屋氏が創立者。
帝国書院の地図帳は中学受験では良く使われています。サピックスとかうちの塾とか。


新校舎が完成して制服も新しくなった10年ほど前から人気が上昇。
並行して大学の合格実績も上昇。


2007年に高校募集を停止して完全中高一貫校。
今のところ芸術系として継続。高校2年から文、理、芸術を選択できる。
理系が48.8%と女子校では多め。
芸術系は年によってばらつきがあって10-20名程度とのこと。


外部講師を招いての課外授業が盛んで、
ピアノやヴァイオリンをはじめ20以上の講座を用意。
生徒全体の20%程度が受講。


・2015年中学入試
サンデーショックの影響を考慮して昨年の102名から114名に増加。
その他、作問などについては大幅な方針転換は無さそう。


校舎は広くて綺麗。

元気で活発な印象の子が多い印象。

意外に説明会自体はあっさりしていましたが、
自己分析も環境分析もきちんとできている印象。

ポジションやロケーションを考えると
ある意味完成されている気がします。

大学合格実績で比較すると、
男子校で言うと本郷くらいでしょうか。
と考えると入試の難易度が高めとなるのはポジションの問題だと思います。

「ストイック」とか
「洗練された」とか
そんなものを求めているのであれば違うかもしれません。

何というか、
田園風景的というか畑っぽいというか。
悪い意味ではなくて。本当に。

のどかな環境の中で、
それでも早慶に半分受かるのは大したものだと思います。





良い画像が無いですが、綺麗な校舎でした。

朝日新聞で取り上げられた「リケジョ」の記事の舞台が吉祥の入試でした。



-----

オープンキャンパス 6/14
学校説明会 9/13
入試問題説明会 12/7
吉祥祭 9/20
運動会 9/26

くわしくは・・
吉祥女子ホームページ

2014年6月3日火曜日

伝統を感じる新しい中高一貫校 高輪

泉岳寺にある男子校。

定員は200名
実質倍率3.2倍

西本願寺が創立しているが今は仏教からは離れている。

泉岳寺の山門を通って正門に到るなかなかの立地。

平成元年に、ながらく停止していた中学募集を再開。
今年はいよいよ高校募集を停止し、
本格的に「中高一貫校」としての歩みを始めることになります。



 第一、国公立、難関私立の合格者を増やす

 第二、出願の質と量を高める
 第三、教師力を高める
 第四、海外との交流を活発にする

理事長先生が4つの方針を宣言していました。
おそらく議論を重ねて、実験を重ねて、
練りに練って方針や制度を組み立ててきたのだと思います。
小手先ではないゆっくりした変化に期待が持てます。


ちなみに卒業生にメンタリストのDaiGo氏。
(今は企業向けのコンサルや執筆で活躍中らしい)

なんとなく、
こういう独特な進路を取る人も増えてきそうな気がします。

子どもたちはまじめでちゃんとした印象。
若い先生たちは解りませんが、ベテランの先生達はきちっとした印象。
学校の在り方や男子教育の在り方をしっかり考え続けているように思います。

今年から教頭に着任した大田原先生がなかなかの人物。
色々とお話しを伺いましたが、かなり勉強になりました。
今週末に芝中学で開催される男子校フェスタの発起人でもあるとのこと。


2015年の中学入試は特に変更なし。

色々と準備万端、
今後は大学受験も含めて、結果を出していくことに意欲を感じます。


泉岳寺付近に山手線の新駅も出来るようですし、
中長期的には伸びていく学校だと思います。




赤穂浪士が眠る泉岳寺の山門をくぐります。

都心にあってなかなかの緑。

校庭もしっかりあります。




にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ
中学受験情報はこちらから