2013年3月19日火曜日

話題の<「麻布中ドラえもん問題」の真相>についての見解

こんにちは。

yahooニュースから引っ張ってきました。
yahooニュース3月19日 麻布中学「ドラえもん問題」の真相


学習会でも2月1日の入試分析で扱いましたが、サピックスの先生とは違う見解です。
問題としては特段何ということもなく、簡単な記述にとどまっています。

→本文の定義を用いて物を分類させる問題(問5)、判定させる問題(問7)。


記事の中でも触れていますが、生物の条件が書いてあります。
設問でも誘導があります(問5)

(1)「自分と外界とを区別する境目をもつ」、
(2)「自身が成長したり、子をつくったりする」、
(3)「エネルギーをたくわえたり、使ったりするしくみをもっている」

問題文をちゃんと読む習慣がある子にとっては、
ここに答えあるじゃん、という感じだったと思います。


確かに、作問者である麻布の先生には色々意図があっただろうと思います。
今の世の中で、生物と非生物を境界線を考えることは大切なことです。
例えば、クローンのこと、ロボットのこと。

入試問題については、入学後に話題になることもあります。


とは言え、

やっぱり大切なのは基本動作。

「問題文をちゃんと読む習慣」を付けること。
それで解ける問題です。




締めの部分は、確かにその通りと思います。
理科的な感性は、上手に質問を投げかけることで鍛えられます。

ドラえもん問題と無理やり結びつけなくてもいいのになぁ、
というのが率直な感想です。
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